日本国外（インドネシア） / 30代 / 男性 / 1995年8月（金曜日の昼）の口コミ
●どんな口コミ → そこそこよい思い出
●阪神甲子園球場の口コミ
小学生のころ、実家近くの人（直接面識はなかった）が甲子園に出場するというので大人たちに引っ付いて町が手配したバスに乗り応援に行った。
当時の私はまだ野球少年だったので、甲子園球場は一種の憧れの舞台だった。
さて、行ってみて最初に感じたのは、とにかくグラウンドまでが遠く選手は誰が誰か、どちらが攻撃側・守備側なのかもさっぱりわからない。
そして、夏真っ盛りの昼で雲一つない快晴だったのでとにかく暑い。
しかし、初めて行く憧れの舞台はグラウンドが見えなくても興味を引くものが多く、意味も分からないペナントを買ってみたり（このペナントは今でも実家に飾ってある）、売店にあるものをじっくり眺めたりとそれだけで時間をつぶすことができた。
とは言え、実家近くの人に何か思い入れがあるわけでもなく、試合を見ていてもテレビであるような実況、中継もないので今一つ盛り上がらず、さらには暑い。
仕方なくスタンドから離れて売店に向かい焼き鳥やフランクフルト、コーラなどを選んでいると、突然スタンドからわっと歓声が聞こえた。スタンドにいた兄に聞くと、どうやら実家近くの人が所属校の初得点となるホームランを打ったらしい。
スタンドは大盛り上がりだが、私はと言うと一番肝心な部分を食べ物に気を取られて完全に見逃し、盛り上がり損なった。
今となっては笑い話だが、当時としては非常に残念な気分に駆られた。
今でも実家に帰り、あの日買ったペナントを見るとあの瞬間を思い出し、思わず苦笑いが漏れる。
●阪神甲子園球場に提案！阪神甲子園球場を盛り上げよう
特になし。
PS：車でお越しの場合は、阪神甲子園球場のオフィシャル駐車場がないことや周辺駐車場も少ないなど、車でのアクセスにかなりの不満を抱えてしまう方が多数いらっしゃいますので、ご注意ください！
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